人前で話すことが苦手
あがり症の人は人前で話すことが非常に苦手です。人前に立つだけで心臓がバクバクとして、頭が真っ白になったり、緊張で声が上ずったり、顔が真っ赤になったり、汗が噴き出したりしてしまいます。そして、準備していたスピーチや発表の内容を上手く相手に伝えることができなくなってしまいます。
あがり症で人前で話すときに緊張する人はたくさんいます。緊張しながらも話しができる人はそれほど悩む必要はないでしょう。しかし、あがり症の人で緊張しすぎてなんの話しをしているかわからなくなるほどパニックになる人は、話すことが苦痛になったり、自分はだめな人間だと思ったりしてしまい大きなストレスとなるので、そのあがり症を改善した方がいいでしょう。
スピーチなど人前で話すときの対策は「丸暗記をしない」こと
イメージトレーニングも効果的な対策
また、あがり症の人はスピーチをする前にイメージトレーニングをするようにするといいでしょう。まずは始める前に腹式呼吸をしてリラックスをします。次に自分がスピーチしている様子を思い浮かべ実際にスピーチしてみます。
ここで大切なのはそのスピーチの場をより鮮明に、そして具体的にイメージすることです。
イメージトレーニングをすることで話す内容が頭に入るので自分に自信を持つことができます。また、イメージをしっかりと浮かべてイメージトレーニングすることで人前で話をするという緊張の場に慣れることができ、本番のときに比較的リラックスすることができ、あがり症の改善に役立ちます。
こういったイメージトレーニングは実際にスポーツ選手も行っているトレーニング法で、メンタル面の強化に効果があります。
人前で話すときに100%を求める必要はありません。あがり症の人は、上手く話そう、よく見せようと力みがちですが、あまり力まずリラックスして話しをするようにしましょう。ちょっとくらい失敗してもあなたの心が伝わればそれでいいのです。あなたらしく話しができればそのスピーチは成功です。
しっかりイメージトレーニングをして、腹式呼吸でリラックスしてスピーチに望めば、あなたのスピーチはきっと成功するはずです。